OAフロアについて

OAフロアとは
床下に電源配線やネットワーク配線を行うために空間をとってある床の構造です。
二重床やフリーアクセスフロアなどと呼ばれる場合もあります。

OAフロアは配線がオフィス家具やOA機器の配置に制約されることなく配線を踏んだり挟んだりすることがないので断線のリスクも大きく軽減されます。

1990年代以前はオフィスの配線といえば電話線と電源コード位でしたがインターネットの普及に伴いLAN配線や複合機やプリンターと各席のパソコンを繋ぐケーブルなど配線が非常に複雑となっている現在では普及も著しいオフィス設備のひとつです。

　
樹脂製のOAフロア

　
鋼製のOAフロア

素材については鋼製のものや塩化ビニル・コンクリートなど様々なものがありますが各素材で異なるのは耐加重性能です。
金庫などの重い家具についてはもちろんですがグランドピアノ等の一点に荷重がかかるものについても注意が必要ですので用途に合ったOAフロアを使用する必要がございます。

また一般的にOAフロアは少なくとも50㎜、大きいと200㎜本来の床から上底となるので後から施工する場合はスロープを作る必要がございますし天井がその分低くなってしますというマイナス面もございます。

　
OAフロアのスロープ

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